
京都市では、企業の技術やノウハウ・ビジネス活動を市民サービスに取り入れ、行政と民間事業者が互いのリソースを持ち寄り新たなサービスを創出することを目指しています。
KYOTO CITY OPEN LABOは、社会課題の解決に向けた民間事業者からのご提案をいただく公民連携の窓口です。
この度、京都市域産材「みやこ杣木(そまぎ)」のブランド価値を高めることをテーマに、これに対する技術・ノウハウ・アイデア等を募集し、民間事業者と連携して実装化を目指します。
背景
「木の文化都市・京都」として人や投資を呼び込むため、京都市ではウッド・チェンジアクションに取組んでいます。
林業及び関連産業の成長産業化を促進し、人口・税収増やカーボンニュートラル、SDGsの達成に貢献するため、この取組を推進しています。
実現したい未来
京都市域産の木材の流通促進とブランディングによる付加価値の浸透
現状
かつては、和室に必要であった床柱に使用された北山丸太が有名でしたが、和室の減少により北山丸太の出荷が減少するなど、市内の林業及び関連産業は厳しい状況にあります。
本市では、北山丸太も含めた市内産木材を「みやこ杣木(そまぎ)」と名付けてその普及を推進していますが、ブランドの知名度向上の途上にあります。
検討経緯・これまでに実施したことがある施策等
令和4年度から、ウッド・チェンジ推進事業が中心となり、ウッド・チェンジアクション推進会議を創設し、ウッドエキシビジョンなどによる普及啓発を継続的に実施しています。

解決したい課題
京都市ならではの歴史性や地域性をストーリー展開し、それを京都市産材のブランドとし、京都市域産材ならではの木製品や木材の流通を促進させること。
想定する解決策
・ 施主が選びたくなる仕掛けづくり
(例)ホームセンターや資材用品店と連携した売り場
・アートやデザイナーによる新たな活用
・ 「みやこ杣木」の歴史や成り立ち、土地の記憶に寄り添った新たな企画
・雑誌、メディアとの連携企画
・その他、「みやこ杣木」のブランド力を高める取組
→上記は一例であり、課題解決に資する提案を広く募集します!
民間組織側の想定メリット
・本市の林業関係者との関係性構築により、新たな事業拡大が期待できる。
・京都市域産材のブランド価値が周知されれば、
同時に協働している企業価値の向上も期待できる。
・他の林業振興を推進する自治体等への横展開が可能。
提供可能なデータ・環境等
ウッド・チェンジ推進事業で得た情報はすべて提供可能。
スケジュール感・主要なマイルストン
長期的な視点で検討中。
今後の展開想定
費用対効果を鑑みて予算化・本格導入につなげる可能性があります。
参考情報
京都市ウッド・チェンジアクション推進会議
https://www.city.kyoto.lg.jp/sankan/page/0000304349.html
提案の提出期限
2025年7月1日〜10月31日
詳しくはこちらから↓
https://open-labo.city.kyoto.lg.jp/issue/issue-3047/
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担当課 京都市産業観光局農林振興室