ウッドデザイン賞(JAPAN WOOD DESIGN AWARD)とは、日本ウッドデザイン協会(JWDA)が主催する顕彰制度で、「木を使うことによって社会課題の解決を目指す取り組み」を“ウッドデザイン”と定義し、木の良さや価値をデザインの力で再構築した建築・空間、製品、活動、研究などを募集・評価・表彰するものです。
2021年『木と暮らすデザインKYOTO』もソーシャルデザイン部門で優秀賞 (林野庁長官賞)を受賞いたしました。
【表彰部門】
1. ライフスタイルデザイン部門
木を活かして質の高いライフ&ワークスタイルを提案しているものが対象
住まい、オフィス、店舗など、暮らしや働き方に木のデザインを取り入れたもの。
2. ハートフルデザイン部門
木を活かして心身を健やかにしてWell-beingの実現が期待されるものが対象
木の温もりや香り、質感が心身の健康・安心に寄与する空間・製品など。
3. ソーシャルデザイン部門
木を活かして森林・林業や地域・社会の持続性を向上させているものが対象
地域活性や森林・林業の持続性、環境保全など、社会や環境に貢献する取り組み。
『ウッドデザイン賞2025』では、総応募数327点のうち206点が入賞し、木と暮らすデザインKYOTOパートナーの作品も受賞されましたのでご紹介します。
木と暮らすデザインKYOTOパートナー受賞作品
■”落ち着き”を設計するクールダウンボックス(ハートフルデザイン部門)
(株)千本銘木商会

保育士さんの声を生かして製作したクールダウンボックス。感情支援×木のプロダクトです。床の間製作を得意とする千本銘木商会が子供たちの五感に影響させ、「落ち着き」を呼ぶ家具です。
日本建築の特長である丸太(北山杉)と平面の組み合わせが、床の間や和室の「静けさ」を感じさせる共感設計の家具です。

https://kyoto-suya.co.jp/senbon/home.html
問い合わせ先:[email protected]
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■OGURAYAMA 青松ぼっくりのペールエール(ソーシャルデザイン部門)
(株)アドプランツコーポレーション

嵯峨嵐山で再生されつつあるアカマツの青松ぼっくりの恵みを頂き、青松のぼっくりの香り高いクラフトビールを作成しました。販売収益を森づくりの活動資金として役立てる循環的で持続可能な取組です。
京都のアカマツ林で採れた「青松ぼっくり」を使った、香り豊かなクラフトビールです。
グラスに注ぐと松の青々しい香りが広がり、そのあとにアメリカンホップ由来の柑橘(グレープフルーツ)の爽やかな香りが続きます。アルコール度数は4.5%と軽めで、飲みやすく、香りの変化も楽しめます。
このビールは、減少しつつある京都のアカマツを守り育てる活動の中で生まれました。成長途中の松から得られる青松ぼっくりの一部を活用し、自然と文化を未来へつなぐ思いが込められています。

https://ogurayama.com/products/680/
問い合わせ先:[email protected]
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■吉野杉デザイン研究所(ソーシャルデザイン部門)
パワープレイス(株)/ (株)torinoko 他

川上(林業、山守)、川中(製材業)、川下(デザイナー・建築家・木工家)までの専門家による地域木材資源の循環を伝える活動をしています。
活動の中で関わりあう人々と共にワークショップを開催したり、メンバーでデザインした家具の製作や研究発表会も行っています。
地域のことを最大限に活かすデザインを心がけています。

https://www.yoshinosugidesign.jp
問い合わせ先:[email protected]
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■森と暮らしをつなぐ家具 ”もくわく”(ソーシャルデザイン部門)
sumao / ホリモク株式会社 他

sumaoが企画・運営する「もくわく」は、どんな暮らしにもフィットする国産木材のユニット家具。日本各地でその地域の森の木を使って製造する仲間を増やしてきました。
生活者は、WEBやイベントを通じて、森から製品になるまでの物語とともに「もくわく」を購入し、森と暮らしがつながります。
京都では、ホリモク株式会社が、京都杉、京都桧の「もくわく」を製造しています。
