事業PR

デザインハウス風は1961年の創業以来京都にあって、プリントを軸にオリジナル性の高いテキスタイル開発を地元染工場と手を携えて行ってきた。社内デザイナーが図案を創り、最も表現に見合ったテキスタイルと染色加工を融合した個性豊かな意匠素材は、森英恵など国内高級アパレル向けOEMに加え、Milano UnicaやJapan Textile Salon@NYCなど欧米素材有力展示会への参加を機に輸出にも販路を拡げている。自社で開発した素材を活かした製品化にも注力し、阪急百貨店梅田本店や神戸店などでポップアップ出店も行う。「風」のように自由な発想で、日本の美意識と匠の技を「風」に乗せて京都から世界に発信していきます

事業概要

京都を地元とするファッション産業の一員である企業のCSRの一環として、持続可能な社会の実現に一歩でも近づくために、京都府の木である北山杉の間伐材を原料とする天然染料を開発。さらに染料抽出後の残滓を燃料ペレットとして染料抽出に再利用することで、間伐材利用の完全循環モデル化に成功した。
この染料は木と水のみから生まれる天然染料100%で、草木染などで一般に用いられる媒染剤も含め、あらゆる化学薬品や鉱物を使用しない。また染料の濃縮も独自開発した熱源を用いない濃縮器を使うことで、CO2の排出を可能な限り抑制する。
このノウハウを活かして、京都の特産品「北山杉」から生み出した天然染料と、京都の伝統技法である熟練した職人が生地を手で染める「手捺染」をかけ合わせ、可能な限り「京もの」に拘った京都を特徴づけるSDGsブランド“Rawwood”を立上げ、国内外での販路開拓を目指している。