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令和8年度 第1回パートナーミーティングを開催しました

2026年6月4日

2026年5月29日、「木と暮らすデザインKYOTO」令和8年度第1回パートナーミーティングを開催しました。

昨年度に引き続き、令和8年度につきましても、下記コンソーシアムメンバーにて「木と暮らすデザインKYOTO」の運営を担当させていただくこととなりましたので、ご報告申し上げます。

【運営体制】
・統括:株式会社 千本銘木商会 中川典子
・プロダクト部会:株式会社 torinoko 小山裕介
・木育部会:株式会社 Hibana 松田直子
・事務局:一般社団法人 京都北山杉の里総合センター 松本吉弥、住山洋

今回のパートナーミーティングには、36の企業・団体の方々にご参加いただきました。
令和8年度の事業方針や活動計画について共有するとともに、パートナー同士の交流を深めました。

今年度は「進化」と「共創」の一年へ

まずはじめに、統括プロデューサーの中川氏より開会の挨拶を行いました。

昨年度は、登録パートナー同士が交流し、お互いの活動や強みを知るための一年であった。と振り返り、今年度はさらに一歩踏み込みそれぞれの技術やアイデアを活かした新たな価値創出に取り組む「進化の年」としたいとの方針を示しました。

また、京都には高い技術力や豊かな森林資源があり、そのポテンシャルは国内外でも高く評価されている一方で、さらなる魅力発信や価値向上に向けては、企業やデザイナーとの連携によるブラッシュアップが重要であると語りました。

今年度は、登録パートナー同士の連携を深めながら、木製品開発や木育プログラムの充実を図り、京都の木や木の文化の魅力をより広く発信していきます。

令和8年度の主な活動予定

続いて、事務局より令和8年度の事業計画および年間スケジュールについて説明いたしました。

5月に東京・有楽町で開催された「山と木と東京『有楽町モクイチ』」への出展について報告し、多くの来場者との交流や情報発信の機会となったことを紹介しました。

また、今後も各種イベントへの出展を通じて、登録パートナーと連携しながら京都の木や木製品の魅力を広く発信していきます。

今年度の主な事業として、
第1回パートナーミーティング(5月)、京都生活協同組合との連携イベント(8月)、京都ハンナリーズや京都サンガF.C.をはじめとするプロスポーツ関連イベントへの出展、KYOTO WOOD EXHIBITION 2026(10月)、第2回パートナーミーティング(令和9年2月予定)などを予定しています。

さらに、京都市のスポーツイベントや市民向けイベントへの出展機会の拡充も図ります。

木育部会の取り組み

木育部会では、部会リーダーの松田氏より、今年度の取り組みについて説明いたしました。

木育部会では、昨年度に制作した「京都木育マップ」や木育学校などの実績を踏まえ、今年度はさらにパートナー同士の連携を強化した取り組みを進めていきます。

今年度の重点テーマは次の3点です。

  1. パートナー同士の連携促進
  2. テーマ性のある木育プログラムの開発
  3. 継続的な運営を見据えた仕組みづくり

特に人気企画である「木育学校」は、夏・秋・冬の年3回開催を予定しています。

夏の木育学校では、京都北山杉の里総合センターを会場に、森と川のつながりを学ぶ親子向けプログラムを実施予定です。京都市内産材を使った箱メガネづくりや川の生きもの観察などを通じて、自然環境や生物多様性への理解を深める内容となっています。

また、秋には文化や健康、冬には学習机づくりをテーマとした企画、大人向けの木育ツアーも予定しており、京都ならではの木文化や暮らしの魅力を体感できるプログラムづくりを進めていきます。

プロダクト部会の取り組み

続いて、プロダクト部会リーダー小山氏より今年度のプロジェクトについて説明いたしました。

プロダクト部会では、「京都の木をつなぐ」から「製品を生み出す」へとステップアップし、新たな木製品開発や案件創出に取り組みます。

今年度は大きく二つの事業を展開します。

1. 木と暮らすデザインKYOTOならではの案件提案

京都市や関係団体と連携し、木製品の企画提案や商品開発案件を創出します。

現在検討している案件には、

  • 京都ハンナリーズ関連商品の開発
  • 京都マラソン関連商品の企画提案
  • 木製マタニティマークの提案
  • 保育園・幼稚園向け木製玩具や備品の開発

などがあります。

2. 「木と暮らすデザイン・ラボ」の始動

登録パートナー同士がチームを組み、新しい生活用品や木製品の共同開発を行うプロジェクトです。

林業・製材・木工所・異業種企業・デザイナーなどが連携し、それぞれの強みを活かしながら木製品開発を進めます。

試作費の支援制度も設け、開発された木製品は2027年2月頃に百貨店や生活雑貨店での販売を目指します。

また、商品そのものだけでなく、開発プロセスや京都の木の背景・ストーリーも含めて発信し、新たな価値創出につなげていきます。

京都市からのメッセージ

最後に、京都市農林振興室 森林政策担当部長の中野氏よりご挨拶をいただきました。

「木育とは子どもから大人までが木に親しみ、その価値や文化を学びながら暮らしの中に木を取り入れていく活動であり、その推進には身近な場所で木製品に触れる機会を増やしていくことが重要である」との考えが示されました。

また、有楽町モクイチで実施したアンケート結果にも触れられ、「京都の木製品」と聞いて多くの方が「自宅のインテリア」をイメージすることから、京都ブランドに対する高い期待や魅力が感じられるとのお話がありました。

さらに、京都には世界に通用する技術や文化が数多く存在しており、今後はウッドデザイン賞への挑戦なども視野に入れながら、国内外へ向けて京都の木の魅力をさらに発信していくことへの期待が述べられました。

おわりに

令和8年度の木と暮らすデザインKYOTOは、パートナー同士の連携をさらに深めながら、木育活動の充実と新たなプロダクト開発に挑戦していきます。

京都の豊かな森林資源と優れた技術、そして多様なパートナーの力を結集し、「木と暮らす」をより身近に感じられる取り組みを進めてまいります。

今年度も皆様のご参加、ご協力をよろしくお願いいたします。