上高野の家

2024年10月1日

薪ストーブのある木箱の家

京都市内にありながら、山々に囲まれたのどかな田園風景が広がるこの地において、そうした風景に溶け込みながらも、埋没することがないよう自立した建築とするという、相反する二つの共存を大きなテーマとしました。
居間食堂は天井高約3.3mのゆったりとした空間とし、グランドピアノや薪ストーブを設え、家族が集まる核となる空間としました。
外観は、そうした空間を包み込むようなシンプルな木箱としています。
大きな窓部分は無垢材を使用し、居間食堂の柱には籐を巻くなど適材適所に自然素材を使用しています。

【建物の概要】
 ○施工者/京都建設
 ○設計者/安原一成建築設計事務所 安原一成
 ○建物の用途/住宅
 ○所在地/京都市左京区
 ○階数/地上2階
 ○延床面積/129.19㎡
 ○地域産材の使用箇所/ 内装、化粧柱