110余年の流れに触れる町家
2024年10月1日普段は東京にお住まいの料理研究家の別邸、京都のキッチンスタジオです。
築110年の町家をフルリノベーション。
外部は連棟町家の意匠を継承した京都らしい外観に戻しました。
格子の引き戸を開けると、木目が美しい大和天井と、広々とした大空間の壁面には機能的な造作キッチンと可動式のオリジナルIH台があります。
幾度も塗装を重ねられた大黒柱は、酸洗いで古い塗装を落とし素地を見せ、本来の美しさを蘇らせました。
【建物の概要】
○施工者/GRJ architects株式会社
○設計者/GRJ architects株式会社
○建物の用途/別荘
○所在地/京都市上京区
○階数/地上2階
○延床面積/94.33㎡
○地域産材の使用箇所/ 大和天井、梁、格子